2010/04/06

わたりどり発見!

4月に入ってから春らしいお天気が続き、気温も10℃近くまで上がる日もあって道路の雪はほとんどなくなりました。

田んぼや畑に積もった雪も融けて、景色は白から力強い大地の色へ変わっていきます。
そんな雪どけの田んぼの上に、融けずに残った雪かと思えばそれは動いていました。
そこには大きな白鳥が30羽ほどおり、地面にくちばしをつけてしきりに何かを探していました。

白鳥は田んぼに残っている籾をついばんでいるとのこと。
目的の食べ物がなくなれば、隣の田んぼに移動し、またゆっくりとえさを探しています。

白鳥たちはこの道草館から車で20-30分ほどの場所にある旭川の「永山新川」を拠点とし、日中はえさを求めて近郊に飛来しているようです。

「永山新川」は平成5年に2羽の白鳥がやってきて以来、その水路に携わる人々と愛鳥者の努力によって今では3万羽の渡り鳥たちが集まってきているそうです。

鳥たちは北海道を経由してシベリア方面に向かって行きます。


こうしてオフィスの中にいても窓の外を白鳥がV字に連帯を組んで飛んでいく姿を見せてくれ、春が来たことを私たちに知らせてくれます。

2001年の作品なのですが「WATARIDORI」というフランスのドキュメンタリー映画がありました。

第75回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー部門ノミネート 作品なので、ご存知の方も多いことでしょう。
小型のグライダーに乗って鳥たちと一緒に飛びながら鳥の目線で地球や自然の様子を知ることができるすばらしい作品です。
メイキング映像が一緒に見られるDVDがあり、本編よりさらに興味深く感心しながら見ることができます。
今の時期この作品を見直し、小さな身体の鳥たちがどんなに強くたくましく目的地を目指すかをもう一度知って心の中でエールを送りたいと思いました。